パナールのイメージは「陸」。 4本のスクリューで止められたベゼルは、ソリッドケースを連結・密閉。 その姿は砂漠を往く堅牢な装甲車(=パナール)にインスパイアされたものでもある。 また、パナール・ルヴァッソールの名にもちなんでいる。
レジョネールのイメージは「空」。 基本設計・構造は、パナールを踏襲しているが、ベゼルのフォルムをトノー型とし、 ケース本体を球面体のフォルムで覆い隠すことで、果てしなく広がる空のニュアンスを取り入れた。 結果として、より現代的な雰囲気を備えた、ベゼルとケースのバランスを実現させている。
アルマダのイメージは「海」。 パナールやレジョネールとは異なり、削り出したケースが、サファイアクリスタルをはめ込んだベゼル同様の長方形で、 その姿は、大海原を悠然と往く巨大空母を連想させる。 アフリカの陸、空、海をイメージした、この3つのシリーズが揃うことで、E.C.Wの世界観が完結する。
《トルネード》の基本設計はパナールと同様の堅牢なケースに、
アップライトのインデックスにギョウシェダイヤルを合わせ、ムーブメントには複雑機構である
"CHRONOFOUDORYANTE(クロノフドロワイアント)"1/8秒積算計を搭載しています。
その勢い良く回転する1/8秒積算計の姿から《トルネード》”竜巻”と名付けられました。
《ガナドール》は、パナールのなかでもより大きなマグナムケースと形状を共にし、 更にダイアルを大きく見せるように設計され、より存在感と個性を際立たせています。 またケース裏側からは手巻き式ムーブメントを見ることが出来き、機械式腕時計の醍醐味を余すことなく表現されています。 その全てにおいて存在感ある大きさから他を圧倒する《ガナドール》”勝利者”を連想させます。